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健康とは、進化しつづけること
健康って、「若い頃のからだを、できるだけ長く保つこと」だと思っていませんか? でも、ちょっと待って。ご一緒に、この愛らしいからだを見つめてみませんか。 10代の自分と、20代の自分。 20代と、30代。。。 そこには、たしかに「手放していくもの」がありました。 でも——本当に、失うだけだったでしょうか。 あの頃にはなかった、呼吸のリズム、落ち着き。 あの頃には見えなかった、視界のレイヤー、景色。 あの頃には感じられなかった、皮膚で受けとる、優しさ。 わたしたちは、何かを手放しながら、新しい自分を受け取ってきたはず。 だとしたら—— 60代には、60代だからこそ咲く生命がある。 70代には、70代にしか育たない叡智がある。 80代にも、90代にも、まだまだ誰も知らないからだの可能性が、静かに眠っているのではないでしょうか。 たとえば、脳の奥深くにある「松果体」という、小さな神秘の器官。 ある時期を迎えると、長い眠りから目覚めるように、そっと働きを変えはじめると言われています。 からだは、わたしたちが思っているよりずっと、絶え間ない変化のうねりのなか
Shigeru Nishikawa
6月20日読了時間: 2分


日々の施術で、ほどけていく
90を優に超えられた方が、ときどき来てくださいます。 が、からだのことを尋ねてもあまりこたえてくれず、意識はなかなか、からだの内側へ向きません。 その脊椎は、たしかに硬い。 長い人生で抱えてきた、その人の葛藤の名残を、 からだはいまも正直に握りしめています。 けれど、静けさの中で待っていると、不思議なことが起きます。 その硬さの奥が、ふっと緩み、かすかに動きはじめるのです。 握りしめている自我と、それをそっとほどいていく、もっと大きな静けさ。その両方が、ひとつのからだに、同時に在る。 楽しく生きるためには、まずからだに帰ってきてほしい。私はそう願います。 でも同時に、その願いを手放していく自分もいます。 そして、ふと気づきます。 「こうなってほしい」と願っているあいだは、私とあの方は、二人。 けれど、その願いを手放したとき—— 私の「あきらめ」と、あの方の「手放し」が、ひとつの流れに溶けていく。 帰ってきてほしい——その願いを、そっと置く。 ただ、その静かにほどけていく循環に、いっしょに乗る。 自分と相手が、もう二つでなくなったとき—— それが、
Shigeru Nishikawa
5月30日読了時間: 1分


一体になるオステオパシー
光の感じる方へ 施術中に、 ふと、境界線が溶けることがある。 あなたのからだと、 私の手と、 どちらがどちらか、 わからなくなる瞬間。 「気持ち良さ」が訪れ。 私を超える。 怖くはない。 むしろ、 ああ、これだ。 と思う。 生命は、本来、 分かれていない。 皮膚という境界線は、 この世界を生きるための やさしい「仮の壁」で、 その奥では、 いつも、つながっている。 オステオパシーのベッドで 起きていることは、 骨を整えることでも、 筋肉をほぐすことでもなく、 その「仮の壁」を、自由にすること。 あなたのからだが思い出す。 分かれる前の、 静かな一体感。 それが、私にとっての 根本治療です。 技術ではない。現れるべくして現れる共振。 今日も、オステオパシーでお待ちしています。 遠くにいる方は、 遠隔でも、つながれます。
Shigeru Nishikawa
5月29日読了時間: 1分


不規則の規則、いのちのゆらぎを楽しむ
心臓の鼓動は、一見「規則正しいリズム」のように感じられますが、実際には拍と拍の間隔が、常にわずかにゆらいでいます。 このゆらぎを「HRV(心拍変動)」と呼びまして、自律神経系の健康を映し出す指標とされています。 HRVの値が大きい状態、つまり様々な大きさでランダムにゆらいでいるときは、交感神経と副交感神経が状況に応じて柔軟に切り替わっている状態。つまり「適応する力」「戻る力」を備えた、しなやかな神経系の表れなんです。 トン、トン、トン、トン、メトロノームのような正確すぎるリズムは、危篤の方に近い心拍なのだそうです。 これ驚きではありませんか? まさに、不規則の規則、 不規則が集まった秩序。 正確に治そうとするよりも、個性を受け入れると、新たな秩序が立ち上がる。クラニオセイクラルバイオダイナミクス、オステオパシーの本質はそんな施術です。
Shigeru Nishikawa
5月14日読了時間: 1分


施術はアート、施術は遊び ~重力と仲良くなれば、体は自然に整い出す〜
「施術」とは、瞬間瞬間、目の前のあなたにただ寄り添い、その生命のダンスと共振すること。 私にとって施術は、アートであり、遊びです。 私たちの身体では、絶えずダイナミックな交流が起きています。 身体の重みを、すべて地球へと委ねていく。それは、地球という奇跡の星との深い「交流」であり、遊びです。 一方で、意識をどこまでも空へ、ワンネスへと広げていく。 それは、天空の広大さとの「交流」であり、遊びです。 この「下へと預ける力」と、そこから生まれる「天へと導かれる力」。 この二つの力がちょうどイコール(=)になったときを「健康」と呼びます。 自分の力(自力)で頑張って支えるのをやめ、宇宙の大きな循環に身を任せる。 何もしなくてもすべてが満ちている「ゼロポイントフィールド」の状態です。 実は私たちは背伸びをしなくても、地球に重みを預けることができれば、そこから、 どんな方向へも自由自在に力が発揮できるようです。 高くジャンプするために、深く、静かにしゃがみ込む。 あの、誰もが知っている自然な感覚ですね。 私たちの乗っている地球は、絶えずダイナミックに「踊っ
Shigeru Nishikawa
3月2日読了時間: 2分


あなたの身体は、世界で最高のパートナー
もし、あなたの身体が歪んでいたり、どこかが硬くなっていたとしても、どうか自分を責めないでください。。 例えば、左の仙腸関節(骨盤)を硬くし、左足に重心が乗っているなら、それは身体が「倒れないように」と、あなたの代わりに大黒柱になってくれている証拠です。 その硬さは、今日まで一生懸命生きてきた、身体からの「愛のしるし」です。 その場足踏みをすると「なぜか右前方にずれていってしまう」 そんなときは、あなたの心(思考)が未来(前へ行きやすい)や誰かのために先走り(外に意識が向かっている時は左脳が働き右に行きやすい)、 身体を置いてきぼりにしているのかもしれません。 これが、身体重心とアストラル重心の間のズレです。 身体はいつだって、あなたの「心の現在地」を鏡のように教えてくれます。 私の施術で大切にしているのは、身体の中に「無重力の安心感」を作ること。 ふんわりと力が抜け、心と身体の綱引きが終わったとき、行き場を失っていたかのような魂がスーーッとあなたの「真ん中」へ戻ってきます。 魂が自分自身の肉体に着地した瞬間、止まっていた呼吸の波が全身に広がり、
Shigeru Nishikawa
1月26日読了時間: 2分


「治そう」とすることを、あきらめた先に。
「今日は腰が疲れているから、骨盤を整えて休もう」 わたしは夜寝る前に必ず自分自身を施術(ケア)します。 最初はどうしても「コリ」や「滞り」が目につき、そこを緩めることから入ることが多い。「ああ、ここが詰まっているな」「ここを動かさなきゃ」 でも、面白いのはここからです。 目標に向かって丁寧に、ただ寄り添い続けていると、ある瞬間、ふと自分の思考を超えて、身体が勝手に動き出すのです。寄り添い続けているものは思考ではないよ、「ココダヨ」と教えてくれているような、そんな感覚になるのです。 それは、自分の意志でコントロールすることを手放し、身体が本来持っている大きな流れに、「降参」するような感覚。 すると、あんなに頑固だったコリや緊張が、ふっと緩み始める。 バラバラだったきしんでいた空間が丸くなり、心地よいハーモニー(共鳴)に変わっていく。 「頑張る閉じた身体」が、「ただ感じる拡がる身体」へと還っていく瞬間です。 わたしの施術室は、完璧な人間が完璧な癒しを提供する場所ではありません。 わたし自身も日々、自分の内側にある滞りと向き合い、揺れながら、最後には
Shigeru Nishikawa
1月15日読了時間: 2分


新年の計は「脱力」にあり
🎍 小寒の候、越谷蒲生より 新年明けましておめでとうございます。越谷蒲生のにしかわオステオパシーです。 暦は「小寒(しょうかん)」を迎え、これから一年で最も寒さが厳しくなる季節です。 寒さで体が縮こまりやすいこの時期だからこそ、心身の「脱力(リラックス)」を意識することが、一年の健康の土台となります。 にしかわオステオパシーが新年、皆さまにお届けしたいのは、 まさにこの「リラックスできる心身」です。 ⚖️ あなたの身体は「自己支え」で疲れていませんか? 前回の記事で、私たちは「物理的な重心(身体の中心)」 と、あなたの意識が作る 「エネルギーの重心(心の中心)」がズレることで、慢性的な痛みや疲労が生じるお話をしました。 この「エネルギーの重心」は、私たちが強く執着する感情や思考といった高次のエネルギー領域(オステオパシー的な視点では アストラル体やメンタル体 とも呼ばれます)によって生み出されます。 📌 ズレが生む「自家筋力の負担」 お金、人間関係、恐れ、悲しみ、、特定の思考や感情(メンタル体、アストラル体)に過度にエネルギーが集中した結果、
Shigeru Nishikawa
1月9日読了時間: 3分


クリスマスは自分へのご褒美を
🎄あなたの「重心」はどこにある? 華やかなイルミネーションが街を包むこの季節。 誰もが忙しく、仕事や人間関係、様々な期待の中で、知らず知らずのうちに心身に負担をかけているかもしれません。 慢性的な痛みや「生きづらさ」の原因は、あなたが意識を注ぐ対象が作る「エネルギーの重心」が、本来の「物理的な姿勢の中心」からズレていることにあります。 私たちが仕事の成果や他人の評価といった外の要因に意識を向け続けるとき、体は無意識にその方向へと傾き、不安定な状態になります。 この内と外のズレが、首や肩だけでなく全身の筋肉に過剰な緊張を生み出し、慢性的な痛みの原因となります。 また、不安定な姿勢で生きることは、常に「倒れないように抗う」ためにエネルギーを使い続けることとなり、これが「生きづらさ」や疲労感を引き起こしています。 ここでにしかわオステオパシーからの提案です。 それは、意識の力で重心を真ん中(正中)に戻すという、シンプルな実践です。 🧘♂️ 自分を真ん中に戻す「モヤモヤ観察法」 身体の反応を観察: その想像をしたとき、あなたの身体のどこが最も強張る
Shigeru Nishikawa
2025年12月24日読了時間: 2分
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