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  • 執筆者の写真Shigeru Nishikawa

頭痛について

更新日:2019年3月3日



頭痛・臨床例


40代女性の偏頭痛の方が見えました。

「頭痛が始まった初日に嘔吐してしまう。いつもなら一晩寝れば治まっていた頭痛が、今回は5日経っても変わらない」とのことです。いつもなら、という言葉から、頭痛がかなり慢性化してしまっていることを推測させます。

緊張性頭痛でも偏頭痛でも、頭痛の実際の原因は、人それぞれ、複雑多岐に渡り、通常のCTなどの検査でも、原因がはっきりしないことが多々あります。多いのは自律神経やホルモンのバランスの乱れ、気の流れの不調和、ですが、先入観はいけません。


まずはフィシオエナジェティック検査を行います。

今起きている頭の痛みに意識を向けていただくと、左右の腕の長さが大きくズレ始めました。そこからどんな刺激を伝えると腕の長さが戻るかを調べます。

以下の4つの原因が出てきました。

①視床下部という脳の一部へのウイルスによる負担

②回腸に瘢痕。後方へ引っ張られており、腸機能の低下

③左ひじの関節がつまることにより、神経が緊張状態に(上腕骨尺骨関節が外転拘縮していた)

④第2チャクラ(丹田)のエネルギー低下


これらを気功、ホメオパシー、内臓マニピレーション、靭帯リリースなどで、中和していきました。



治療して数分後、頭痛はとれた様子。まずは一安心です。長く頭痛に苦しまれている方は、ストレスを受けやすいパターンにあることが多く、そのパターンから抜け出せる身体にすることが大切です。身体が示した痛みの意味が全くわからないままですと、繰り返す可能性があります。

その方も、頭痛が取れた爽快さに、しばらく通ってお体をケアすることを宣言されていました。気持ち良さに身を任せるうちに、体のセンサーが高まり、痛みのコントロールがしやすくなっていくことと思われます。



頭痛について


頭斜筋、後頭下直筋、僧帽筋、肩甲挙筋、起立筋などの緊張により起こる「緊張性頭痛」。身体の知覚の変化、吐き気など伴うこともある神経の問題とされる「偏頭痛」。 またはその両方が起こる「混合性頭痛」。いずれの頭痛も、中枢神経である脳、脊髄を包む硬膜の緊張を開放していくことが重要です。特に硬膜の付着部である尾骨仙骨の歪みを見落としてはいけません。 また尾骨仙骨を歪ませるつまりが、足首にあったり、内臓にあったり、原因は人それぞれです。

症状は結果です。原因はもう少し深いところ、見え難い所にあるようです。

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