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お薬とはちがう入り口から、
こころとからだを、そっとほどいてみませんか。
これからの時代は、皆さんのような体性感覚・豊かな感性が
発揮される時代がやってくると思います。
一つ一つ、からだやこころにしまったものを見つめ、
それを大切に、外の世界とつなげていきませんか。
私は、その体験を「なかったこと」にしません。
見えたもの、聞こえた声。
それを否定するところから、私は始めません。
35年前、精神病院の閉鎖病棟で出会った方々に、
私は治療家としての原点をもらいました。
あの純粋さ、あの感受性の細やかさを、
私は今も、深い敬意とともに覚えています。
自我の壁が薄いということは、
世界をそのまま受け取ってしまうということ。
それは、弱さではなく、繊細さです。
ただ――その繊細さを、からだが受けとめきれなくなることがあります。
私がするのは、受け皿となるからだを、静かに整えること。
今かかっているところを、やめてくる必要はありません。
どうぞそのままのありのままのあなたで、いらしてください。
統合失調症の方へ
― からだを、そのまま受け取る



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