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  • 執筆者の写真Shigeru Nishikawa

これからの時代は、統合失調症・うつ病の方が堂々と主役を張る。そんな時代になります。





僕が臨床を始めた、30年前は、今のように心療内科などという科はほとんどありませんでした。



行くとしたら、大きな精神病院がメインの時代でした。



ですから「心のやまい」にかかったというと、人には言いがたい、何やら後ろめたい「病気」として世間では扱いを受けていました。



時代が変わり、今や、街中にメンタルクリニックや心療内科があり、整体院や治療院でも、うつのケアが普通に行われています。


現代では普通の人が普通に、心身のストレスから、うつ病になる。
そう認知されるようになっってまいりました。

精神の病にかかる人は、自我(エゴ)が弱い、という特徴があります。
統合失調症の方は自我がない、といってもよいかもしれません。
確かにこれまでの他者と戦い、そしてつぶし合いの中で生きる世の中では、自我が弱いことはハンディになります。




しかし今の世の中、欲が行きつくところまで行った世の中の閉そく感を打開していけるとしたら、統合失調症の方やうつ病の方が持っている、純粋だから見える、自我を超えた感性しかないと思います。

いつのまにか、心のやまいに対するイメージが30年前と大きく変わりました。
これからはさらに反対側に振れ、彼らの持つかけがえのない感性がポジティブなものに変わっていくと思います。


そして最後はそれが当たり前という、ニュートラルなものへ、そんな世界になっていくと思います。
​今現在、強い葛藤で苦しまれている方。どうか世の中を見捨てないでください。そしてその歴史的プロセスにご一緒により添りそっていきたいと思います。




にしかわオステオパシーではお薬を使わない、からだに優しい施術をしています。ソフトタッチで脳神経系の疲れやこわばりをほどき、筋肉の無意識的な緊張を解消します。



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